お医者さんも人それぞれ・・・

昨日の日記で我が子のアレルギーについて書きましたが、

実は、そこに行く着くまでに

4人のお医者さんに診てもらっています。

最終的に、私が「良い」と思える先生に出会えたので良かったですが、

実際問題、自分に（子供にも？）合うお医者さんを見つけるのは

結構骨が折れる道のりです。

どんな感じで今のかかりつけ医に出会ったかと言うと、

集団検診で、でした。

お腹に赤みが出て治る気配が無く、どうしたもんかと

ずっと悩んでいました。

そんな時に検診があり、その際に受付の方に

「気になることは？」と聞かれたので、

お腹の赤み、痒み、と答えました。

するとその方、小児科・アレルギー科の先生が

来てくださっているから、その方の列に並べるようにしますね、と

便宜を図ってくれたのです。

その方にはとっても感謝しています。

もし別の列に並んでいて、先生に出会わなければ

今もかかりつけ医難民になっていたかもしれません。

さて、その小児・アレルギー科の先生に診てもらい、

アトピー性の皮膚炎かもしれないと言われました。

その時は集団検診だったので、詳細には診てもらず・・・

後日、クリニックへ向かいました。

（ちなみにめちゃくちゃ混んでます）

１回めの通院で、アレルギー検査をお願いし、

どのアレルギーが出ているのか確認しました。

（確認したのは確か2回めだったとおもいます）

上の先生に出会う前に、3人の別の先生にも診てもらっていました。

まず、小児科・皮膚科の先生です。

この方はお年を召した方で、地元でも有名なクリニックでした。

ざっと診てもらい、カルテに何か書き込んで・・・

「薬を出すので、それを塗って下さい」と言われました。

そして診察は終わりました。

初めての病院でサクッと終わり、あれよあれよという間に

塗り薬を手にして帰宅しておりました。

貰ったからには塗らなきゃと思い、もらった薬を調べると

ステロイド・・・

え？キツイやつじゃない？

依存性高いとか言われてない？

え～・・・

そんなんを、赤ちゃんに塗るの？

かわいそうやん、無理よ・・・

けど塗らなきゃいけないので、極力少なく、

薄っすらと塗っておりました。

（薬局の方も保湿剤の上から薄く塗って、と仰っていた）

そして、当たり前ですが効果は出ず・・・

次は別の集団検診（の再検診）で診てもらいました。

背中側が赤くなっていないのを確認し、

「大丈夫、すぐに治るやつだから」と言われました。

私は、

「なんだ、治るんだ！

　皮膚科の先生、なんであんなキツイ薬出したんよ」

と、最初の先生をガッツリディスり始めてました。

そしてすぐに治るという言葉を信じ、

何も塗らず日々を過ごしていました。

その次に診てもらったのは、保育園の提携医です。

入園前の健康診断で行きました。

「入園に問題はないけど、お腹が気になるね」

と早速指摘されました。

まだまだ治る気配が無かったので、

気にしていただけるのは有難かったです。

その先生は、アレルギーの可能性があると指摘しました。

そして、色々と教えてくださいました。

そして、ミルクアレルギーの可能性もあるから、

専用の粉ミルクを今の内から飲ませてた方がいいよ、と

アドバイスをいただきました。

その時はまだ母乳メインの混合だったのですが、

無理のない範囲で粉ミルク（アレルギー除去）を

使う方法まで教えてもらいました。

明確な診断があり、さらにアドバイスを貰えるなんて

とても嬉しかった記憶があります。

アレルギー診断が下った事はとても残念で

帰宅して夫にも伝えて、二人で少しどんよりしました。

けど落ち込んでる暇もなく、アドバイス通り、

アレルギー専用の粉ミルク（高い！）を

ネットで注文しました。

とても独特の臭いで、なかなか飲んでくれない赤ちゃんもいるのだとか。

が、我が家のベイビーはそんなもの関係なく、

ちょっと変な顔をしながらも、ちゃんと飲んでくれました。

それからは母乳+専用粉ミルクで過ごしてました。

そして、運命の集団検診の日が来ました。

・・・というところで、最初の方に戻ります。

一般的には、私が３人めの先生

（ミルクについてもアドバイスを下さった方）

の病院に通うことも有り得たかと思います。

ではなぜ、集団検診で出会った先生の所に通うのか。

答えは明確で、適切な診断と、適切な提案を頂けるからです。

一人め、二人めは正直普段から通うのも

憚られると思います。

（皮膚科の先生についは、よほど近所にあって、

とにかく薬が欲しい！という事であれば

アリかもしれませんね。

実際にそういう使い方をしている病院もあります）

けれど3人めの先生については、悪くなかったと思います。

人によってはこっちの先生の方がいい！と

言う方もいるのではないでしょうか・・・

しかし、適切な提案としては、どうでしょうか。

検査をしないうちから専用ミルクを買うように勧めたり、

不用意に親を焦らせてしまうのでは、と思いました。

その点、その後に出会って今はかかりつけ医となっている

先生は、とても冷静に症状を見てくださり、

必要な対応をとても丁寧に教えていただけます。

ちゃんと子供と親に向き合ってくれている先生

という感じです。

難点は、人気があるので非常に混んでいることと、

混んでいるが説明が丁寧なので診察時間が

長くなる傾向がある、ということでしょうか。

色々長く書いてしまいましたが、

お医者さんによって、患者や患者の親と

どう接するかは本当に人それぞれで

4人めでやっと会う先生に出会える、という事もあるので

今、どこの病院がいいか悩んでいる方や

これからかかりつけ医を探そうと考えている方がいたら

いくつかの病院を回る事、お勧めします。

ちなみに現在は、

かかりつけ医　その１（小児・アレルギー科）

かかりつけ医　その２（耳鼻科）

たまに行く病院（内科・小児科）

と、3つ使い分けています。

保育園に行くようになると、風邪ひいたり

熱が出たりと、何かと病院にかかることが多くなるので

・あえて休みの日が異なる病院を調べておく

・先生ににも得意・不得意があるはずなので

　症状にあった先生をピックアップしておく

・近場で、混んでおらず、サクッと受診し薬を

　処方してもらえる病院も知っておく

上記はとても重要になると思います。

保育園にいかなくても、何かあった時に

冷静に対処できるよう、今から準備しときましょ！

ちなみに、家族間で診察券や病院の場所・休日を

把握しておくのも忘れずにね。

本当に長くなってしまいましたが、

子供が不調だとただでさえ不安に思うでしょうから、

ママの味方になってくれる病院を探して

安心して育児に取り組んでくださいな。

以上